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第3号議案 |
平成22年度 社団法人 熊本県観光連盟事業計画(案)
来春の九州新幹線全線開業を絶好のチャンスと捉え、熊本県が策定した「ようこそくまもと観光立県推進計画」に基づき、旅行商品化のさらなる推進、おもてなし意識の高揚、国内外への効果的な広報宣伝・誘客活動を積極的に展開する。
Ⅰ 歴史と文化の薫り高い観光地熊本を形成する戦略
本県固有の歴史・文化遺産等の各観光資源を「回廊」として結びつけ、価値ある空間を創造するとともに旅の時間価値を高め、競争力の高い魅力ある観光地の形成を図る。
1.地域を結ぶ歴史回廊の形成
(1)歴史回廊くまもと魅力発見事業
九州新幹線全線開業を見据え、県外からお客様を迎えるにあたって、県民一人ひとりが、本県の魅力を知ることが重要であるため、県民をターゲットに、県内各地の魅力ある観光素材を、マスメディアを活用し広く情報発信するとともに、当該観光素材を活用した旅行商品の企画、造成、販売を支援することにより、県民総参加の観光セールス活動につなげる。
2.競争力の高い旅行商品による集客力の向上
(1)「お宝」を活用した誘客活動
これまで発掘し、磨き上げてきた本県固有の観光資源等を活用し、旅行会社に商品造成を働きかけ、誘客を図る。
(2)着地型観光素材の開発支援
これからの観光の新たな潮流として期待される地域性豊かな旅(着地型
観光)の素材をインターネットを通じ観光客に提供するとともに、旅行会社と連携し旅行商品化を進める。
(3)五木観光振興プロジェクト事業
昨年度に引き続き、五木地域に存在する観光素材(五木の子守唄、地産地消のグルメ、川辺川等)を活用した旅行商品の造成を推進する。
Ⅱ 訪ねてよし住んでよしの熊本おもてなし戦略
本県を訪れるすべての人に、いつでも自由に安心して旅行を楽しんでいただくため、県民総参加で歓迎し、おもてなしをする熊本を目指す。
1.ようこそおもてなし県民運動の展開
(1)観光立県県民運動展開事業
民間で構成される「"ようこそ"観光立県県民会議」、県及び観光連盟が連携し、企業や市民グループ、地域づくり団体等が実践するおもてなし活動を支援するとともに、県民運動としての展開を図る。
(2)ようこそコミュニケーションゼミナール補助
各地域観光推進協議会が開催する、各地域ならではのホスピタリティ向上に向けた講座等の開催を支援する。
(3)コンベンション等誘致推進連携事業
県及び市町村、観光関係団体等で構成される「くまもと観光プロモーションネットワーク」を中心として、コンベンション施設やアフターコンベンション情報等のプロモーションを行うとともに、映画やドラマ等のロケ誘致等に取り組む。
(4)観光功労者の表彰
本県の観光振興に功績のあった功労者を表彰規程に基づき、通常総会において会長表彰する。
2.多様な旅行ニーズに応える人材の育成
観光ボランティアガイドのガイド技術の向上を図るため、熊本県観光ボランティアガイド連絡協議会が主催する研修会開催や他大会への参加等を支援する。
本年度は、全体研修会の他に、地域別研修会も開催し、ボランティアガイド資質及びおもてなしの向上を目指す。
3.観光案内所の連携強化による観光案内の充実
各観光案内所が持つ情報を共有化し、広域の案内を可能にするとともに、各案内所の課題等への対策を研修会や交流会で検討し、課題への対策方法等を共有する。
また、島原港の観光案内所に職員を配置し、熊本の観光情報を発信する。
更に、各案内所からの情報を発信するブログ「こぎゃんとあるよ熊本」を発信する。
4.受入対策用広報宣伝
(1)全県観光資料の作成
①観光総合パンフレット
本県の観光情報をエリア別に紹介する「くまもと観光ガイドブック」を修正増刷する。
②大会、会議等での配布用リーフレット
多部数を配布する全県紹介のリーフレット「武者んよか熊本」を修正増刷する。
③広報宣伝物の製作
熊本県の印象が残るような記念品を作成し、配付する。
5.地域との連携強化事業
①広域観光リーフレット作成
県外における誘客広報宣伝に活用するため、県内を広域に紹介する観光リーフレットを地域と連携して作成する。
②熊本空港広告看板設置
熊本空港ビルディング(株)の協力により、熊本空港国内線ターミナルビルの2階コンコースの電照看板に地域の観光写真等を引き続き掲出する。
③(社)熊本県観光連盟活動レポート
事業の実施状況等を会員各位へお知らせし、事業推進の内容について理解を深めてもらい、更なる連携を図る。
Ⅲ.情報発信力を強化し国内各地から熊本に人を招く戦略
平成23年春の九州新幹線全線開業に向け、関西以西をメインターゲットに、旅行会社や交通機関等と連携して、観光客誘致を促進する。
1.九州新幹線全線開業を契機とした取組の強化
(1)九州新幹線全線開業キャンペーン
九州新幹線全線開業を直前に控え、旅行需要を喚起し、旅行先として「熊本」を選択してもらうために、関西以西を主なターゲットに、開業の半年前からJR西日本等と全面的にタイアップした直前キャンペーンを他県に先駆け実施するほか、開業時からの開業キャンペーンを実施し、これまでにない規模で本県の魅力を発信していく。
また、平成23年10月から12月の3ヶ月間は、熊本・宮崎・鹿児島の3県をターゲットにしたJR6社とのデスティネーションキャンペーンを実施することが決定されており、今年度は事前に3県の観光素材を旅行会社に説明、体験してもらう全国宣伝販売促進会議を3県が共同で開催する。
(2)広報宣伝活動
季刊誌『くまもと時間』を発行し、熊本のイメージアップを図るとともに、関西・中国地方に対して重点的に、テレビ番組や新聞・雑誌等を活用したPR活動を展開する。また、県外事務所(県の東京・大阪・福岡事務所)や各地域観光推進協議会及び九州各県とも連携し、プロモーション活動を展開する。
(3)旅行商品販売促進活動
観光客誘客を図るため、旅行会社等とタイアップし、本県への旅行商品の造成及び販売促進活動を行う。
(4)熊本観光マーケット
九州観光推進機構や九州各県と連携し、年2回、上期と下期に分け、東京・大阪・名古屋・福岡の旅行会社企画担当者に観光素材の説明会を開催する。また、県外の旅行エージェント、報道機関と県内各地域で営業している観光関連施設や旅館組合等が一堂に会する商談会(熊本観光マーケット)を九州・関西以西において実施する。
(5)各種観光活動への支援
県内各地域で広域的に行われる観光キャンペーンや地域大型イベントに対して支援を行う。
(6)観光展等の開催
熊本県への観光客誘客を図るため、日本観光協会、九州観光推進機構及び観光関係団体等と連携・協力して、観光展やイベントを通して本県の魅力を県内外に発信する。
2.広域的な観光圏の形成
県境を越える観光地を相互に連携させた広域的な観光圏を形成するために、長崎県・大分県と連携し、九州横断ゴールデンルートを活性化させるとともに、宮崎県・鹿児島県と連携し、南九州への入り込み客増を目指す。
3.教育旅行誘致活動の推進
(1)誘致セールス、現地研修活動
県外からの教育旅行誘致のため、現地セールス活動、関係者及び旅行会社等を招いた現地研修を、県及び県教育旅行受入促進協議会等と連携し実施する。
また、南九州三県(熊本県、宮崎県、鹿児島県)や長崎県と連携した誘致活動も実施する。
(2)受入態勢の充実
教育旅行素材の更なる開発や会員相互の情報交換を行う。また、教育旅行専用ホームページの多言語サイト化や体験学習ガイドブックの全面改訂を行い、受入態勢の充実を図る。
4.観光連盟サイト充実
熊本県観光サイト「なごみ紀行くまもと」の中で最新の観光情報を発信する。
観光情報の入力と観光案内所ブログも適切に運営する。
Ⅳ.外国から熊本に人を招く戦略
アジア諸国から最も身近な九州の代表的な観光地として、熊本を強く印象づけるため、韓国をはじめ、中国、台湾、香港、シンガポール等に向けてのプロモーションや広報活動を展開する。
(1)現地プロモーション活動
旅行商品の造成等を図るために、熊本県、外国人誘致連絡協議会、九州観光推進機構等と連携し、現地旅行社等に対するセールスプロモーション活動を展開する。
(2)外客誘致宣伝活動
「ビジット・ジャパン・キャンペーン」や海外のマスメディアの取材等を通じて本県の観光地としての魅力を発信するとともに、海外からの旅行者向けパンフレット(5カ国語)を整備する。
Ⅴ.共同事業への拠出
(1)(社)日本観光協会
(社)日本観光協会への拠出金を支出する。
(2)九州観光推進機構
九州観光推進機構への負担金を拠出する。
(3)観光関係団体等への会費、負担金等
(社)日本観光協会九州支部のほか、県内の関係団体への会費を拠出する。