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支援実績（関わらせていただいた作品）

翔ぶが如く／司馬遼太郎

ジャンル 熊本が舞台の文芸作品等
エリア 県北エリア/阿蘇エリア/熊本市エリア/県央エリア/県南エリア
作品概要 明治維新とともに出発した新しい政府は、内外に深刻な問題を抱え絶えず分裂の危機を孕んでいた。明治六年、長い間くすぶり続けていた不満が爆発した。
西郷隆盛が主唱した「征韓論」は、国の存亡を賭けた抗争にまで沸騰してゆく。
征韓論から、西南戦争の結末まで新生日本を根底からゆさぶった、激動の時代を描く長篇小説（「Book」データベースより）
公開年 1960年
配給 文春文庫
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ロケ地関連情報・エピソード

鬼官兵衛記念館

説明文 僅かな滞在期間だったにも関わらず、阿蘇の人々の信望が厚かった人望家・佐川官兵衛に関する資料等が展示されています。
すぐ脇に名水として知られる明神池水源があります。
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薩軍本営跡（川尻）

説明文 川尻は、熊本を目指す薩軍の合流地となり、緑川堤防近くの民家に本営が置かれました。
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武家蔵

説明文 薩軍に協力的だった旧相良藩士・新宮嘉善は、自宅を西郷の宿所として提供しましたが、官軍に従軍する父・簡は、それを知り、我が家を攻撃目標にするよう進言したとされ、親子相討つ悲劇として語り継がれています。
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備前屋（現・通潤酒造）

説明文 熊本を追われ、旧矢部町（現山都町）の浜町に本拠を移した薩軍は、備前酒造（現・通潤酒造）の奥に西郷の本営を置いたたとされます。
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河原林少尉戦死の地

説明文 明治10年２月22日、乃木少佐に率いられ熊本城入城を目指す官軍第14連隊と、北上する薩軍とが植木で遭遇。
乃木少佐から連隊旗と殿軍を任された小倉旧藩士：河原林少尉が戦死し、連隊旗が奪われる事件となりました。
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木葉の戦い

説明文 2月23日、前日の遭遇戦で植木から木葉まで退いた官軍第１４連隊が、再び薩軍の前衛と衝突。
山鹿を目指していた薩軍の別働隊に背後を突かれたため再び敗走します。
最前線で奮闘しながら、増援を断たれた吉松秀枝中尉は、決死隊を募り、鎮台兵初となる白兵突撃を敢行し戦死しました。
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吉次峠

説明文 熊本城の救援に向かう政府軍が、田原坂方面と別に進軍ルートとした峠。
薩軍の友軍である熊本協同隊の佐々友房は必死の覚悟で味方を督戦し、一進一退の攻防が繰り広げられました。
薩軍の将・篠原国幹がこの戦いで戦死しますが、官軍側の犠牲も大きく、やがて田原坂に戦力を集中させることとなります。
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富重写真館

説明文 政府軍が熊本を奪回した後、乃木中佐は、写真師・富重利平に戦場写真の撮影を依頼します。
彼が撮影していた消失前の熊本城天守閣の姿が、再建工事の際、貴重な資料となりました。
利平氏が創業し今なお続く富重写真館の建物は国の有形文化財に指定されています。
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永国寺

説明文 人吉に拠点を移した薩軍の本営が置かれた寺。
幽霊画のある「幽霊寺」としても知られています。
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萩原堤

説明文 熊本城を囲む薩軍の背後を突くべく八代から北上する政府軍と、迎え撃つ薩軍とが球磨川の河口付近で衝突。
熊本協同隊のリーダーで民権運動の主導者でもあった宮崎八郎が戦死しました。
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田原坂

説明文 「十数日続いた田原坂の攻防戦というのは、同時代の世界戦史のなかで、激戦という点で類を見ない。」と描かれる、西南戦争最大の激戦地。
「雨は降る降る人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂」と今も謳い継がれる、雨と硝煙の中で双方の銃弾がぶつかるほどの激闘が繰り広げられました。
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御船の戦い

説明文 熊本へ向け北上する政府軍と緑川を絶対防衛線として阻止しようとした薩軍とが衝突し、ついに官軍は熊本城への入城を果たします。
薩将・永山弥一郎は、敗戦の責を取り、付近の民家を買い取り自刃した後火をかけたとされます。

北岡神社

説明文 熊本城攻城戦の当初、西郷の本営が置かれていましたが、政府軍が段山に築いた砲座の射程圏内に入ったため、本営を二本木に移転させました。
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二本木神社

説明文 北岡神社が危険にさらされたことから、より南に離れた当地に西郷の本営が置かれたとされます。
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山鹿の戦い

説明文 福岡〜熊本の交通の要衝であり、薩将・桐野利秋が率いる一軍と、南下する官軍との攻防が繰り広げられる中、薩軍に協力していた「熊本協同隊」は、この地で普通選挙による民権政治の実現を目指しました。
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高瀬の戦い

説明文 著者曰く「西南戦争における関ヶ原」となった、高瀬を巡る会戦が2月25日〜28日の三日間にわたり行われ、兵站面において勝る官軍が初めて敵を退け、薩軍の活動範囲を菊池川以南に抑え込みます。
この戦いで、西郷隆盛の末弟、西郷小兵衛が戦死しました。
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二重の峠

説明文 戊辰戦争時の活躍で「鬼官兵衛」と称された、旧会津藩家老・佐川官兵衛が、警視隊を率い阿蘇方面から熊本入りを目指しますが、ここで薩軍の防塁に阻まれ藩士ら１７人と共に戦死しました。
南阿蘇村の明神池近くに、殉職した旧会津藩士等の慰霊碑と鬼官兵衛記念館があります。
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熊本城攻防戦

説明文 「熊本城は近代要塞でないにせよ、十六世紀の城郭としては日本一の堅城とされている。」
「鎮台兵の弱さを補強するには防塁が必要であった。その点、この熊本城ほど理想的な防塁は、日本中にない。」と描かれた城塞に拠った官軍は、「熊本城など青竹で叩き割る」と豪語した桐野利秋の意に反し、五十日以上も薩軍の包囲・攻撃に耐え、薩軍敗退の遠因となりました。
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この作品のロケ地

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