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天草を訪れた若き詩人・歌人とは、与謝野寛(鉄幹)(よさのかん(てっかん))、太田正雄(おおたまさお)、北原白秋(きたはらはくしゅう)、平野万里(ひらのばんり)、そして吉井勇(よしいいさむ)の5人。紀行文「五足の靴」には、彼らが出会った天草の自然や文化が生き生きと描かれています。天草訪問の大きな目的は、当時の大江村に住んでいたフランス人宣教師「パアテルさん」に会うこと。現在の大江天主堂は、パアテルさんことガルニエ神父が私財を投じて建てたものです。
 
ガルニエ神父は五足の靴一行を、流ちょうな天草弁で歓迎したとか。当時、神父は大江と﨑津の司祭を兼任。天草の人々の心の拠り所となっていました。 現在の﨑津天主堂は、昭和9年にハルブ神父によって再建されたもの。魚の干物が並ぶ静かな漁村の路地の先に現れる厳かなたたずまいからは、長い間教会を大切にしてきた土地の人々の思いがひしひしと伝わってきます。この漁村のすばらしい風景は、「日本の渚百選」「かおり風景100選」に選ばれています。  
 
  天草ロザリオ館は、禁教時代も信仰を守り続けた天草キリシタンの歴史を伝える資料館。キャンペーン期間中は、五足の靴一行の著書や直筆原稿などの特別展を開催しています。圧巻は、人目を避けて祈りを捧げたキリシタンの「かくれ部屋」を再現した実物大の模型。のぞき窓から部屋をのぞくと、低く歌うような声で「オラショ(祈りの声)」が・・・! 聖母子像に見立てて礼拝した「マリヤ観音」も必見です。
 
五足の靴一行が大江から牛深まで船を使ったことにちなみ、キャンペーン中は楽しいクルージングプランも用意されています。ルートの一つに含まれるのがこの妙見浦。別名「サンセットライン」とも称される国道389号沿いにある、国指定の名勝・天然記念物です。陸上から見るのはいつでも可能ですが、海上からの景色はまた格別!このルートでは、﨑津天主堂近くにある海上のマリア像を見ることもできます。
 
五足の靴一行が歩いた道のうち、下田地区にある約3.2kmは「五足の靴文学遊歩道」として整備されています。この区間で、11月3日(文化の日)にウォークラリー大会が開催されます。下田温泉街側の入り口から出発し、見事な天草西海岸の景色を眺めながら歩くコース。若き5人の旅に思いをはせてみませんか? 写真は遊歩道入り口に建つ、5人の足跡を記念した歌碑です。
 
五足の靴一行が歩いた天草の風景をテーマにした「短歌・フォトコンテスト」も開催されます。数多くの史跡はもちろん、古くから変わらない素朴な漁村の風景や美しい海岸、賑やかなお祭、人々の笑顔・・・。天草には、題材になるものがいっぱいです! 芸術家の気分になって、あなた自身の「天草イチオシ」を歌や写真にしてみましょう。
 
五足の靴のメンバーのひとり、与謝野鉄幹は、昭和7年に妻晶子同伴で再度天草を訪れました。その際に詠んだ歌が「天草の十三仏の やまに見る 海の入日と むらさきの波」。この歌碑は天草町高浜の十三仏公園に建っています。
 

阿蘇自然案内人協会地図


■五足の靴来島100周年記念キャンペーン
開催:2007.9.1~2008.2.29
お問い合わせ:社団法人 天草宝島観光協会
電話:0969-22-2243
http://www.t-island.jp
パンフレットをご希望の方は
天草宝島観光協会にご連絡ください。

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